坂巻接骨のきままにブログ
2011年3月 8日 火曜日
選手に聞いた衝撃の事実
坂巻接骨院です
先週一週間は書類の仕事や確定申告の作業があり
まともにブログを書けませんでした。
これから頑張って更新します
さて、東京マラソンのことについてお話を続けます。
前回のブログで引っ張り今回のタイトル
一体何ぞや
と、思われるかもしれません。
私は前年に引き続き「エリート」と呼ばれる、
トップを争うような選手のケアを受け持たせて頂きました。
エリートの部屋は一般選手とは別のところに用意されています。
↓ エリート選手の部屋
更にエリート選手をケアする部屋は別に区切られています。
↓ 選手のケアをする部屋
このエリートの部屋へは車いすの選手もいらっしゃいます。
車いすの選手はレースでは一番最初にスタートします。
それもそのはず・・・
フルマラソンの距離を1時間半掛からずに走り抜くから
一般のランナーは邪魔になってしまうのです。
つまりこの部屋へは一番乗りをする訳です。
そこで、私たちの出番
今回は私がトップバッターを切りケアに当たりました
しかも担当した選手はトップ3に入った選手
(順位を言っちゃうと誰か分かるので今回は内緒・・・と言うより言えません)
↓ 選手がインタビューされたりする場所
色んなお話をさせて頂いたのですが、
その中に『衝撃の事実』があったのです
東京マラソンって賞金が出てるのご存知ですよね?
今回は男女、一位の選手にそれぞれ800万円
日本人トップにだったと思うのですがBMWの車が商品として出ました。
ではでは・・・車いすの選手は?
はい、三位まで賞金が出てるそうなのです
私 「すごいじゃないですか、遠征費まで捻出できますね」
車いすの選手 「そうですねぇ、今回の分はね・・・」
私 「へ?」
車いすの選手 「だって〇〇万ですもん(金額が分ると順位が分かっちゃいます)」
わたし 「えぇぇぇぇぇぇえ」
車いすの選手たちには三位まで賞金は出ますが
一位に「20万」、
二位に「10万」、
三位に「5万」だそうですよ
そんなんってありだと思います
マラソンは『800万』ですよ
しかも男女、別で
いやぁ...これ聞いたら私、涙出そうになりました
いかに日本が障害者スポーツへ関心の薄いことか
どこかの都知事さんは東京マラソンをボストンマラソン並みにするんだと
豪語してるらしいですが、
ボストンマラソンは分け隔てはありません。
そんな事ではいつまでたっても国際的なレースなんて言える訳ないですよ
私たちはトップアスリートよりは
一般レベルの方々のケアに携わることが多いのですが、
障害者(パラ)のトップアスリートは意外にも
一般レベルの方と同じ扱いを受けていたりします。
その際に多少なりともお話をしたりするのですが、
よく嘆きの言葉を耳にします。
日本では、オリンピックは盛り上がりますが
パラリンピックは見向きもされません。
そもそもが、こういったことを口にすること自体が
何か『悪い』ことのような風潮があります。
頑張っていることに於いては誰にも負けていないはずなのに・・・
今回のケアはとても残念な気持ちで終わりました。
残りの写真をまとめてお見せします。
↓ 打って変わって戻ってきた選手でごった返すビッグサイト
↓ 帰る時に見つけた先導車とモバイル隊の自転車
こんな華やかに見える大会も馬鹿馬鹿しく思えちゃって仕方ないです。
ちょっとへそを曲げてる私でした
私自身もですが、NPO JATACもパラの大会へ進んでケアに伺っております。
可能な限り応援していきたいと思っておりますので、
どうぞ気軽に声をかけてみてください
長くなりましたが今回はこの辺で
先週一週間は書類の仕事や確定申告の作業があり
まともにブログを書けませんでした。
これから頑張って更新します
さて、東京マラソンのことについてお話を続けます。
前回のブログで引っ張り今回のタイトル
一体何ぞや
と、思われるかもしれません。
私は前年に引き続き「エリート」と呼ばれる、
トップを争うような選手のケアを受け持たせて頂きました。
エリートの部屋は一般選手とは別のところに用意されています。
↓ エリート選手の部屋
更にエリート選手をケアする部屋は別に区切られています。
↓ 選手のケアをする部屋
このエリートの部屋へは車いすの選手もいらっしゃいます。
車いすの選手はレースでは一番最初にスタートします。
それもそのはず・・・
フルマラソンの距離を1時間半掛からずに走り抜くから
一般のランナーは邪魔になってしまうのです。
つまりこの部屋へは一番乗りをする訳です。
そこで、私たちの出番
今回は私がトップバッターを切りケアに当たりました
しかも担当した選手はトップ3に入った選手
(順位を言っちゃうと誰か分かるので今回は内緒・・・と言うより言えません)
↓ 選手がインタビューされたりする場所
色んなお話をさせて頂いたのですが、
その中に『衝撃の事実』があったのです
東京マラソンって賞金が出てるのご存知ですよね?
今回は男女、一位の選手にそれぞれ800万円
日本人トップにだったと思うのですがBMWの車が商品として出ました。
ではでは・・・車いすの選手は?
はい、三位まで賞金が出てるそうなのです
私 「すごいじゃないですか、遠征費まで捻出できますね」
車いすの選手 「そうですねぇ、今回の分はね・・・」
私 「へ?」
車いすの選手 「だって〇〇万ですもん(金額が分ると順位が分かっちゃいます)」
わたし 「えぇぇぇぇぇぇえ」
車いすの選手たちには三位まで賞金は出ますが
一位に「20万」、
二位に「10万」、
三位に「5万」だそうですよ
そんなんってありだと思います
マラソンは『800万』ですよ
しかも男女、別で
いやぁ...これ聞いたら私、涙出そうになりました
いかに日本が障害者スポーツへ関心の薄いことか
どこかの都知事さんは東京マラソンをボストンマラソン並みにするんだと
豪語してるらしいですが、
ボストンマラソンは分け隔てはありません。
そんな事ではいつまでたっても国際的なレースなんて言える訳ないですよ
私たちはトップアスリートよりは
一般レベルの方々のケアに携わることが多いのですが、
障害者(パラ)のトップアスリートは意外にも
一般レベルの方と同じ扱いを受けていたりします。
その際に多少なりともお話をしたりするのですが、
よく嘆きの言葉を耳にします。
日本では、オリンピックは盛り上がりますが
パラリンピックは見向きもされません。
そもそもが、こういったことを口にすること自体が
何か『悪い』ことのような風潮があります。
頑張っていることに於いては誰にも負けていないはずなのに・・・
今回のケアはとても残念な気持ちで終わりました。
残りの写真をまとめてお見せします。
↓ 打って変わって戻ってきた選手でごった返すビッグサイト
↓ 帰る時に見つけた先導車とモバイル隊の自転車
こんな華やかに見える大会も馬鹿馬鹿しく思えちゃって仕方ないです。
ちょっとへそを曲げてる私でした
私自身もですが、NPO JATACもパラの大会へ進んでケアに伺っております。
可能な限り応援していきたいと思っておりますので、
どうぞ気軽に声をかけてみてください
長くなりましたが今回はこの辺で
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